介護事業の種類

介護サービス事業は、介護給付サービスと介護予防サービスの2つに大きく分けられます。

介護給付サービス・・・要介護者を対象としたサービス
居宅介護サービス(12種類)、居宅介護支援、施設サービス(3種類)、地域密着型サービス(6種類)

介護予防サービス・・・要支援者を対象としたサービス
介護予防居宅介護サービス(12種類)、介護予防支援、介護予防地域密着型サービス(3種類)

区分 サービス 内容
①訪問介護
(ホームヘルプサービス)
ホームヘルパーが自宅を訪問し、食事・入浴・排泄・通院介助などの身体介護、掃除・洗濯・買物などの生活援助をする
②訪問入浴介護 入浴車という浴槽を積んだ車などで利用者の自宅を訪問し、入浴の介護を行う
③訪問看護 看護師や保健師などが訪問し、医師の指示にもとづいて療養の世話、診療の補助を行う
④訪問リハビリテーション 理学療法士や作業療法士が利用者の自宅を訪問し、心身の回復や維持のためのリハビリを行うう
⑤居宅療養管理指導 医師や歯科医師・薬剤師・管理栄養士などが利用者の自宅を訪問し、療養上の管理・指導を行う
⑥通所介護
(デイサービス)
デイサービスセンターなどに日帰りで通い、食事や入浴などの介護や機能訓練を行う
⑦通所リハビリテーション
(デイケア)
介護老人保健施設や指定事業所に通所し、リハビリテーションなどを日帰りで行う
⑧短期入所生活介護
(ショートステイ)
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などに短期間(数日から1週間程度)入所し、食事・入浴・排泄などの介護サービスやリハビリテーションを行う
⑨短期入所療養介護
(ショートステイ)
介護老人保健施設などに短期間入所し、医学的な管理のもとで医療・介護・リハビリテーションを行う
⑩特定施設入所生活 有料老人ホームなどで、介護や機能訓練などを行う
⑪介護福祉用具貸与 日常生活上の便宜を図るための用具及び機能訓練のための用具(車いすや特殊ベッドなど)を貸し出しするサービス
⑫特定福祉用具販売 日常生活上の便宜を図るための用具及び機能訓練のための用具を販売するサービス
居宅介護支援 居宅介護支援 心身の状況を勘案し適切な居宅サービスなどを利用できるように、サービスの種類などの居宅サービス計画(ケアプラン)を作成するサービス
施設サービス ①介護老人福祉施設 寝たきりなど、いつも介護が必要で、自宅では介護を受けることができない人が対象の施設介護や日常生活上の世話などを行う
②介護老人保健施設 病状が安定していて入院治療の必要はない人が対象リハビリテーションを中心とする医療ケアや介護、日常生活上の世話を行う
③療養型医療施設 長期間にわたり療養が必要な人が対象の介護体制の整った医療施設(病院)療養上の管理・介護・機能訓練その他必要な医療を行う
施設サービス ①夜間対応型訪問介護 要介護3以上の人に対して、定期的な夜間巡回訪問介護サービス及び通報に応じて自宅に来てもらうサービス
②認知症対応型通所介護 認知症の利用者に特別養護老人ホームなどの施設に通ってもらい、施設内で食事・入浴・排泄などの介護や日常生活上の世話を行う
③小規模多機能型居宅介護 訪問介護、デイサービス、ショートステイの3つのサービスを利用者ごとに組み合わせ在宅生活を支援するサービス
④認知症対応型共同生活介護
(グループホーム)
要介護者で認知症の状態にある利用者について、小規模な施設で共同生活を営み、食事・入浴・排泄などの介護やその他の日常生活上の世話を行う
⑤地域密着型特定施設入居者生活介護 地域密着型特定施設(有料老人ホームやケアハウスなど定員が29人以下の施設)に入居している要介護者に対し、食事・入浴・排泄などの介護や日常生活上の世話や機能訓練を行う
⑥地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 地域密着型介護老人福祉施設(特別養護老人ホームのうち、入居定員が29人以下の施設)に入居している要介護者に対し、食事・入浴・排泄などの介護や日常生活上の世話や機能訓練を行う

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